戯言備忘録

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ザ レ ゴ ト ビ ボ ウ ロ ク

「ミノニヨクシティ 実況プレイ」観了

 
 
閲覧感謝します。
 
 
「そこは、どんな夢でも叶えられる街」
なんて言われちゃって、住人の方たちがめちゃ
くちゃいい人たちだったら、いつまでも居たく
なっちゃいますよねぇ
 
さてさて今回は、一見めちゃくちゃ住み心地が
良い素敵な街の真実を「自覚してはいけない」
そんなゲームの感想を書いておこうかと。
 
 
 
  作品のネタバレが含まれる可能性が
  高いです。
  感想を書いておくことが目的のため、
  書き手の主観が大いに出ちゃってます。
 
  出口 をご用意しておりますので、
  必要 とあればお使いくださいませ。
 
 
 
 
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  ミノニヨクシティ (作品サイト)
 
  実況動画
 
【目次】
 
 
 
 住人が好きなことをして暮らす
穏やかな街 "ミノニヨクシティ"
 
ある日のこと、主人公であるピギュラくんは
とある街に引っ越してきます。
その街はミノニヨクシティ。
 
住人はそれぞれパン屋さんだったりカフェだっ
たり服屋さんだったりと、自身が「やりたい
こと」を全うして楽しく暮らしています。
 
主人公はこの街で「雑貨屋さんを開きたい」
という夢を叶えるため、様々な場所へ赴き、
数々の目標をこなしていくことになるわけなの
ですが……。
 
 
 
 お話が進むにつれて見えてくる
住人たちの "暗い部分"
 
このゲームのキャッチコピーは
「自覚してはいけない」。
 
「何を?」って思うじゃあないですか。
可愛らしい絵柄だし、謎なデザインの建物とか
奇抜で面白いし、住人たちは個性豊かでいい人
たちだし……あ。
 
そうだ。あれだ。
「うわ……そういうことか……!」
ってなるような展開が潜んでるってことだ…!
  
 
 
案の定です。
めちゃくちゃネタバレになっちゃいますけど、
このゲームの世界に住んでる住人の皆さんは、
すでに、もう…………。
 
それだけじゃあない。
一部の住人┈┈カラコロくん, ジェミニちゃん, 
ルナちゃん&サナちゃん, ギルバートさん,
ヤコフさん, 主人公┈┈はこの街へ来るまでの
ストーリーが設定されてます
(ジャミガさん, ジーキルさん, ガルルさんの
過去も出てきましたが、私のアタマではどう
いう理由なのかちょっとハッキリと理解ができ
ませんでした……)。
 
 
もう…ね。
人が命を終える理由って、自殺でない限りやむ
を得ないではありませんか。
とはいえ…やるせないですよ。
 
主人公なんてまだ7歳で、優しいご両親と
穏やかに暮らしていたところだったのに……。
 
 
 
 穏やかな永遠に暮らすか
輪廻転生を求める旅に出るか
 
このゲームの世界では、どうやら死ぬとどこか
しらの "街" に行くシステムのようで。
 
"ミチビキさん" という街を管理して発展させる
存在がいて、その人がどういう街を作りたいと
思っているのかで街の雰囲気が決まるんだなと
思いました。
 
ミノニヨクシティの管理人であるミチビキさん
ゆる〜い感じの人っぽかったので、だから
「どんな夢でも叶う街」なんていう素敵な街に
なったんだろうなとか勝手に考えてました
 
 
とはいえ、こうした街で暮らすことはメリット
ばかりというわけでもないようで……。
 
1つ
「その姿のまま永遠を生きることになる」
ということ。
 
私としては好きなことをして老いることもなく
素敵な環境で生きられるならめちゃくちゃ良い
じゃないのと思いますが、同時に「特段変化が
無い穏やか過ぎる日々」と「現世へ再び生まれ
変わる可能性を捨てる」ことは、はて……?
 
 
2つは、
「ミチビキさんの策に住人は利用されてるだけ
 なのかも?」
ということ。
 
街を管理するミチビキさんという存在は、どん
どん住人を増やして発展させることが出来ると
「あの街は天国だ!」と呼ばれる功績(?)が得ら
れるみたいなんです。
 
んー…とはいえ、お話を見ていた感じでは、
住人になんのデメリットも無さそうな感じなん
ですよね。そこはまぁ、現世と違ってリアルな
ことはあんまり考えなくて済むところが大きい
かも。
 
 
「転生の可能性を捨てるなんて嫌だ!」
と思う方、もしくは自覚してしまって自らの
死を受け入れられなかった方には "輪廻道" と
いう道が用意されています
(自覚して受け入れられなかったら裏世界に
連れていかれるんだっけ…記憶曖昧でして…;)
 
「現世へ転生出来る可能性は1%ほど」
とミチビキさんが言うほどに過酷な道筋だそう
で……んーーーやっぱり街で好きなことやって
暮らす方がいいんじゃあないかしら。
 
現世も色々としんどいし。うん
(人生ハードモードでメンタルタヒんだ経験
ある身としてはついついそう思っちゃう)。
 
 
 
 「生き死に」をゆるりと考える
素敵なきっかけを頂いた
 
「死後にこういう世界があるんだとしたら、
 面白いし素敵だね」
と思いましたね。
 
死後の世界とはいえ、現世で果たせなかった
夢を叶えて、穏やかで楽しく暮らせているなら
本当に良いことだなと、物語のラストでうるっ
ときました。
 
自分の生き死にも考えてしまったりして、心が
洗われるような感覚がありましたね。
いやはや、このゲームの作者様……ホントすご
(語彙力がどっか行っちゃった)。
 
 
 
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しかし、
この作者様のゲームを他にも見て参りましたが
「プレイヤーの選択によってゲームの運命が
 ガラッと変わる」
と同時に、
「最悪の方向へ選択した場合のストーリー
 展開による精神的ダメージが本当にキツい」
という特徴がありますね。
 
好きです。
人の心の動きをすごく理解されてるんだろうな
と思いますし、本当に尊敬します。