戯言備忘録

戯言備忘録

ザ レ ゴ ト ビ ボ ウ ロ ク

「ごみやしき 実況」観了

 
 
閲覧感謝します。
 
「うわ……
 この作品に出てくる子たち…全部似たような
 体験したことある………」
って共感してしまったので、ご紹介したいと
思いましたぁ…。
 
「自分のダメさに嫌気が差したことがある」
という方であれば、誰もが分かっちゃう感覚
じゃあないかと。
 
 
 
 ホラー演出、闇(病み)要素を含む
 内容です。苦手な方はお気をつけ
 ください。
 感想を書いておくことが目的なので
 ネタバレを含む可能性があります。
 
 出口 をご用意しておきますので、
 必要であれば お使い ください。
 
 
 
 
✼••┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈••✼
 
  ごみやしき (紹介サイト)
 
  実況動画
 
【目次】
 
 
 
 
 そこは "人間の黒い感情" の掃き溜め
 
「ダークな世界観の絵本」のような絵柄で、
私の個人的な感覚では「センチメンタルサー
カスをベースに闇度を濃くした感じかなぁ」
なんて思って見てたんです。
ファンタジーな "闇(病み)" なのかなと。
 
ですが、キャラたちのセリフを聞いてると
「これは……
 めちゃくちゃ『あること』じゃあないか…
 リアル過ぎる」
って共感出来すぎてしまいまして。
 
「自分はダメな存在だから…せめて、なるべく
 周りを不快にしないようにしなきゃ」
「自分よりデキる人はいくらでも居る…
 なんかもう…なんで生きてるんだろう?」
「なんでアイツの方が評価されるんだ?
 アイツさえいなければ…」
「そもそもなんで競わないといけないんだ?
 勝ち負けという概念があるから辛いんだ…」
……って、めちゃあくちゃああるあるな感情
じゃあないですか(;º言º)
 
 
 
 
 何らかの「挫折経験」があるなら
突き刺さる感覚
 
ちょっとワタクシごとなんですけど、すごいな
って思ったんですよね。
 
「周囲の顔色を伺っていい子になろうとしてた
 主人公のアタシちゃん」
も、
「自分が頑張ってる事なんて誰も求めてない…
 人の目が怖くなってしまったミツメちゃん」
も、
「グループに馴染めなくていつの間にか仲間
 はずれにされちゃったイチルくん」
も、
「好きなことだからずっとやってきたけど
 報われなくて折れてしまったジュウくん」
も。
 
物の見事に、"私" なんですよ。
全て経験したことがある。
いやもうほんと……現実ってキツ過ぎるよね。
 
他にも、モブキャラの子たちのセリフが逐一
突き刺さる……苦笑
 
 
とはいえ、彼らほどのツラさではなくても、
近い体験をしたことがある人はけっこう多いん
じゃあないかなと思いましたね。
 
 
 
 5つのエンドで語られる
彼らが辿る先
 
「エンド0 歓迎」「エンド1 充実」
「エンド2 再誕」「エンド3 廃人」
「エンド4 不燃」の5つあって、選択肢で
細かく分岐が変わる演出でした。
 
エンド0は、そもそもなぜ "ごみやしき" へ行く
ことになったのかが語られるお話。
エンド1は、上手くいかない現実から逃避して
都合のいい妄想に逃げちゃうお話。
エンド2は、不貞腐れたり逃げたりすることを
やめて立ち直るお話。
エンド3は、そのまま闇に飲まれちゃって堕落
して壊れちゃうお話。
エンド4は、上手くいかない現実に怒りをぶつ
けてしまうお話 (無敵の人化しそうな気が…)。
 
 
エンド0にて、とあるキャラが
「もったいない!
 やりたいこととか無かったの?」
って言ってたことや、行き着く先がごみやしき
であること……それから、
エンド2が「再誕」であることを踏まえると、
もしやあそこにいた子たち……。
 
いやしかし、私も絶望的な気分になってる時に
「底が見えない深淵のふち」
みたいなところに行く感覚があるんですけど、
あの "ごみやしき" ってそんな感じのところ
なのかしら。
 
「この深淵に堕ちると本当に戻れなくなるん
 だろうな……」
と思うような場所に行く感覚があるんですよ…
本気で病んでしまってるときって。
今のところは戻って来れてますし、今後は行く
ことってないと思うんですけどね。
 
 
 
 
✼••┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈••✼
 
 
 
 
「自分ってホント、情けないな…」
って思い知らされることって多々あるんです
よね。
 
私も何度、打ちのめされたことか……はぁ…。
いやむしろ、打ちのめされた経験が無い人って
居るのかね? と疑問ですけどね。
 
しんどいですよ。生きるのって。
勝手に評価されるし、どうしても人の目は気に
なるものだし、思うようにならないことは多々
だし。
 
個人的な対策としては、あんまり他者様との
関わりに期待せず、深入りもしないことに
してますね。
まぁこのお話はまたの機会に…。
 
 
ゲームの作者様と、いつもお世話になってる
実況者様へ敬意を。